知っておきたいまくらの話:まくらと睡眠

枕と睡眠 まくらの歴史

枕と睡眠のとても深い関係。快眠・不眠も実は枕に依るところが大きいのです。

ソファや畳で身体を横たえて寝転ぶ・・・。
こんな時はどうでしょうか?ほとんどの方が自然と手を頭の後ろで組んで、まくらの代わりにした経験があるはずです。人は無意識のうちにまくらを求め、まくらが無い場合は自らの体の一部をまくらの替わりに使うのです。
ではなぜ、人はここまでまくらを必要とするのでしょうか?
それは単純に楽だからです。
二足歩行をするようになった人間は、それゆえ脊椎がS字を描くようになりました。まくらをしないで寝た姿勢ではS字に無理がかかり肩痛・腰痛などの原因にもなります。自然なS字をキープして眠るために、まくらは欠かせない寝具なのです。
もう一つ、まくらの重要な役割があります。
睡眠は脳を休ませるためでもあります。大切な脳の安全地帯を作り、安全で快適な睡眠空間を作る役目をまくらが担っているのです。そのまくらが高すぎたり、低すぎたりしたときの脳へのストレスは、計り知れないものがあります。目覚めが悪い、なかなか寝付けないと言う方は、一度ご自分のまくらを見直してみてはいかがでしょうか?

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